VODで見れるおススメの作品5選
映像配信サービス(VOD)には毎年新しい話題作が加わり、選ぶのに迷ってしまうほど充実しています。前回に引き続き、今回もジャンルを厳選したおススメ5作品をご紹介します。前回とはテイストの異なる作品を揃えましたので、ぜひ新しい出会いのきっかけにしてみてください。
今回は「じっくり世界観に浸れる作品」をテーマに、サスペンス・コメディ・SF・ドキュメンタリー・恋愛ドラマと幅広いジャンルからピックアップしました。週末の一気見にも、毎日少しずつ楽しむにも最適な作品ばかりです。
おススメ5作品 一覧表
今回ご紹介する5作品の概要を一覧にまとめました。
| No. | タイトル | ジャンル | 製作国・年 | 主な配信サービス |
|---|---|---|---|---|
| 1 | DARK/ダーク | SF・タイムトラベル・サスペンス | ドイツ(2017年〜) | Netflix |
| 2 | テッド・ラッソ | スポーツ・コメディ・ヒューマンドラマ | アメリカ(2020年〜) | Apple TV+ |
| 3 | ブラック・ミラー | SF・ディストピア・オムニバス | イギリス(2011年〜) | Netflix |
| 4 | FREE SOLO/フリーソロ | ドキュメンタリー | アメリカ(2018年) | Disney+、U-NEXT |
| 5 | 最愛 | 恋愛・サスペンスドラマ | 日本(2021年) | Amazonプライム、Paravi |
1. DARK/ダーク(2017年〜)
作品概要
Netflixが製作したドイツ発のSFサスペンスドラマ。ドイツの小さな町「ウィンデン」を舞台に、子どもの失踪事件をきっかけにして複数の家族が時空を超えたタイムトラベルの謎に巻き込まれていく物語です。シーズン1から3までで完結しており、そのすべてが緻密に設計された伏線と回収で結ばれています。
どんな人におススメ?
複雑なストーリーを読み解く楽しさが好きな方に強くおススメします。登場人物が多く、時代も複数にまたがるため最初はやや難解に感じるかもしれませんが、シーズンが進むにつれて謎が解けていく快感は他の作品では味わいにくい特別なものです。視聴中にメモを取りながら観るファンも多い、考察のしがいがある作品です。
見どころ
英語字幕ではなくドイツ語の原語音声で観ることを強くおススメします。言語のリズムと俳優の演技が合わさったとき、独特の緊張感がより増します。また、各登場人物が若年・中年・老年の3世代で登場するというキャスティングの妙も、この作品ならではの楽しみのひとつです。全シーズンを通じて矛盾のない伏線回収を見届けたとき、思わず拍手したくなるはずです。
2. テッド・ラッソ(2020年〜)
作品概要
アメリカ人のアメフトコーチ「テッド・ラッソ」が、サッカーのルールをほとんど知らないままイギリスのプロサッカークラブの監督に就任するという異色のコメディドラマ。Apple TV+のオリジナル作品として制作され、エミー賞のコメディシリーズ部門で複数回にわたって主要賞を受賞した人気作です。
どんな人におススメ?
笑いながら泣ける作品が好きな方に最適です。テッドの底抜けに明るく前向きな性格と、彼が周囲の人々に与えるポジティブな影響が物語の核になっています。サッカーやスポーツに詳しくなくても十分楽しめますし、仕事や人間関係で少し疲れているときに観ると、不思議と元気が出てくるような温かさがあります。
見どころ
主人公テッドが放つ名言の数々は、そのままビジネス書や自己啓発書に掲載できそうなほど深みがあります。コメディでありながら、メンタルヘルスや孤独、失敗との向き合い方といったテーマが真剣に描かれている点も高く評価されています。シーズンが進むごとに脇役キャラクターたちの掘り下げが深まり、チーム全員を好きになっていく感覚も格別です。
3. ブラック・ミラー(2011年〜)
作品概要
イギリス発のSFオムニバスドラマ。1話ごとに独立した物語で、テクノロジーが高度に発達した近未来社会における人間の欲望・依存・倫理をテーマにした作品が並びます。各エピソードに共通の登場人物はなく、それぞれが映画1本分のクオリティで完結しています。
どんな人におススメ?
「もし現代のテクノロジーがさらに進化したら?」という問いに興味がある方にピッタリです。SNS・AI・VR・記憶の記録といった、私たちの日常と地続きのテーマを扱っているため、観終わったあとに自分のスマートフォンの使い方や人間関係を改めて考えさせられます。1話完結なので好きなエピソードから気軽に始められる点も魅力です。
見どころ
特に評価の高いエピソードとして「サン・ジュニペロ」「ホワイト・ベア」「ノーズダイブ」などが挙げられます。どれも30〜60分程度の長さながら、鑑賞後の余韻は長編映画を超えるほど強烈です。明るい結末ばかりではありませんが、だからこそ強く印象に残り、繰り返し語りたくなる作品ばかりが揃っています。
4. FREE SOLO/フリーソロ(2018年)
作品概要
クライマーのアレックス・オノルドが、ロープなどの安全装置を一切使わない「フリーソロ」と呼ばれるスタイルで、標高約900メートルの絶壁「エル・キャピタン」を単独登頂するまでを追ったドキュメンタリー映画です。第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞しています。上映時間は約100分。
どんな人におススメ?
フィクションではなく「本物の緊張感」を体感したい方に強くおススメします。ロープなしで垂直の岩壁を登るという行為は、一度でも手が滑れば即死を意味します。その事実を知ったうえで映像を観ると、画面越しでも足がすくむような感覚になります。また、アレックス自身の人間像や彼の恋人との関係を丁寧に描いているため、単純なスポーツドキュメンタリーを超えた深みがあります。
見どころ
登頂シーンの撮影は、カメラマン自身も命がけで臨んでいます。その映像クオリティはまさに息をのむ美しさで、大自然の圧倒的スケールとひとりの人間の小ささ・強さが同時に伝わってきます。観終わったあと、何か新しいことに挑戦したくなる不思議なエネルギーをもらえる作品です。
5. 最愛(2021年)
作品概要
TBSで放送された日本のサスペンスラブストーリー。松下洸平と吉高由里子がW主演を務め、幼馴染の再会と殺人事件の謎が絡み合う複雑な物語を描きます。脚本の完成度と俳優陣の演技が高く評価され、放送終了後もSNSで語り継がれる作品となっています。全9話。
どんな人におススメ?
恋愛ドラマとサスペンスを同時に楽しみたい方に最適です。純粋なラブストーリーとしても秀逸ですが、事件の真相が少しずつ明かされていくサスペンス部分も見応え十分。「誰が犯人なのか」を考えながら観る楽しさがあり、最終話に向けて一気に加速する展開は思わず次の話を再生してしまう中毒性があります。
見どころ
松下洸平演じる梨央と、吉高由里子演じる大庭澪の関係性の変化が物語の軸です。ふたりの間に流れる繊細な感情表現と、セリフのひとつひとつに込められた意味の深さは脚本のレベルの高さを示しています。また、最終話の結末については視聴者の間でも解釈が分かれており、観終わったあとに誰かと語り合いたくなる余白のある終わり方も印象的です。
まとめ
今回ご紹介した5作品は、それぞれ全く異なる魅力を持っています。気分や状況に合わせて選んでみてください。
- 謎解きと伏線回収を楽しみたいなら → DARK/ダーク
- 笑いながら心が温まる作品を探しているなら → テッド・ラッソ
- 1話ずつ気軽に観たいなら → ブラック・ミラー
- 本物の迫力を体感したいなら → FREE SOLO/フリーソロ
- 恋愛とサスペンスを同時に楽しみたいなら → 最愛
配信状況はサービスや時期によって変わる場合があります。視聴前に各VODサービスの最新情報をご確認のうえ、お気に入りの作品を見つけてみてください。

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